フリーマーケットの準備
不用品を、つまりフリーマーケットで売る物をそろえたら、次は当日、少しでもスムーズに売り場の準備ができるように、少しでも快適に過ごせるように、そして少しでも「持ち帰る荷物」が減ってくれるように。
事前に準備しておいた方がいいと思われるものをご紹介します。
まずは、一緒に参加してくれる人を探しましょう。
これはトイレや食事の時に、だれかと交代する必要があるためです。
トイレの際、戻ってきたら品物を盗まれていた・・・では、困りますので。
それに、混雑している時を狙っての盗難の危険性も下がります。
1・・・フリーマーケットの必需品。まずは「値札」
値札は、絶対にあった方がいいです。
(あるいは、値段別に分ける、という方法もあります。)
フリマに来たお客さんからぱっと見て、すぐ目に飛び込んでくるような位置に値札を付けたり留めたり、立て掛けておくとよいでしょう。
値札には、ちょっとした説明や、元の値段があるとさらによいのではないでしょうか。
どうせみんな値切ってくるのですから、値段は高めに設定しておくとよいでしょう。
フリーマーケット当日、会場に来ているお客さんの数が減ってくるような雰囲気を感じたら、値札の価格を下げましょう。
目立つ色で、最初の価格を2重線で消して、大きく書きなおすと目立ちます。
これも、「本日の値下げ品!」としてひとまとめにしてしまってもいいですね。
2・・・・・フリーマーケットでブランド品を探している人もたくさんいます
フリーマーケットへ、ブランド品を探しに来る人もたくさんいます。
ブランド品を売る場合は、特に目立つところに飾るとよいでしょう。ブランド名を大きく書いておくのも方法です。
さらに、いつ買ったのか、いくらで買ったのか、も値札に書いておくとよいでしょう。
3・・・・・フリーマーケットに欠かせない「ビニールシート」
フリマに欠かせない「ビニールシート」。
私は、ビニールシートの上に、さらに布を敷いていました。
その方が見た眼にもちょっとは清潔ですし。
布は洗えるから実際に清潔ですし。
それに、両隣との出店者ブースとのはっきりした区切りにもなるので、お客さん側から見ても、よく目立ちます。
フリマに定期的に出店参加しようかな、という人は、お好みの柄やさわやかな柄、商品が映えるような色を選ぶとよいでしょう。
季節に合わせて柄を変えるのもよいでしょう。
こだわる場合は、ずらして2枚重ね、というのもオシャレです。
4・・・・・・フリーマーケットの必需品「お釣り用の小銭」
フリーマーケットへ出店する際には、小銭も用意しておきましょう。
小銭が多い分には問題ありませんが、もしもおつり用の小銭がなくなってしまうと、おつりがないからというだけで、せっかくのお客さんを逃してしまいかねません。
あと、フリマで少額なものの販売がほとんどなのはわかりきっているのに、平気で一万円札を出す人もいるので、千円札も準備しておいた方がよいでしょう。
五千円は、釣銭サギ対策のため、やめておいた方が無難です。
お客さんの目の前で、ちゃんと数えてお客さんに「確認」してもらいましょう。
スーパーでもレジの人はみんなやっていますよね。
他にも、お金が盗難に遭うことのないよう、気をつけておきましょう。
一気にお客さんがやってきて、大騒ぎしていたら、気がついたらお金を入れていたモノがない・・・
という、集団での盗難もないとは言えません。
基本は「お金は身につけておく」のが一番です。
5・・・・・フリーマーケットの必需品「商品を入れる袋」
フリマでは、袋の準備も必要です。
フリマで、お客さんが買ってくれたものを入れる袋です。
何でも構いません、自分が買い物に行ったときに商品を入れてもらう紙やビニールの袋で充分です。
日頃から、フリーマーケット用に、少しストックを貯めておくとよいでしょう。
6・・・・・・フリーマーケットの必需品「イス」
フリーマーケットには、折りたたみのイスも持って行くとよいでしょう。
自分が座るためのものです。
これも必需品と言えるでしょう。
じかに座るのと、椅子に座るのとでは全然違います。
別に座イスでもいいんですが、それじゃ落ち着きすぎてしまって、動くのが億劫になってしまいます。
冬はクッションを敷けば、温かいです。
アクセサリーや小物をフリーマーケットでたくさん売りたい場合は、お客さん用の折りたたみ椅子があると、じっくり選んでもらえます。
7・・・・・フリーマーケットであるといいもの
食事やおやつ
フリマによっては、出店が出る場合もありますが。
飲み物や食事は、自分で持って行く方が良いと思います。
経済的ですし。
フリマによっては、手作りのお菓子を売っている人もいたりしますし、出店が出ている場合もあります。
それが楽しみ、という人は、お買い物に出かけてもよいでしょう。
近くのお店に買いに行っても問題はありませんが。
昼食を買えるようなお店が近くにない場合は、自分で持って行った方がうよいでしょう。
8・・・・・フリーマーケットであればいいもの
ハンガーかけもあるとよいですね。
やっぱり服は、吊るした方が綺麗に見えます。
私はバッグなどもフックを利用して吊るしていました。
他にも、冬はマフラーやスカーフを軽く巻きつけたり。
ハンガーかけは、あまりぎゅうぎゅうに服を詰めて掛けない方が、見やすいです。
ぱっと見て値段がわかるようにしておく方がよいという理由もあります。
また、ハンガーは、いくつか「なにも服をかけていない」ハンガーをいくつかかけておくと、このブースの商品は「売れてるんだな。いいモノがあるんだな」という雰囲気を演出できます。
ちょっとした「視覚効果」です。
9・・・・・フリーマーケットであると便利なもの
ガムテープ
いろいろ使えます。敷物の固定、段ボールの補強などなど、いろんなことに使えます。
10・・・・・フリーマーケットであると便利なもの
新聞紙
割れものを持って行く場合は、新聞紙を持って行くことをお勧め。
きっちり包むのではなく、わざとざっくりと大雑把に包む方が、重ねたり他のものと一緒にしたときに割れにくいです。
11・・・・フリーマーケットであると便利なもの
トイレットペーパー
これもあると便利。
フリーマーケット会場にトイレがあったとしても、紙が途中でなくなることも十分考えられます。
その「非常時」に、持って行ったトイレットペーパーを使用できますので、1ロール持っていると、とても安心です。
トイレが全くないフリーマーケット会場の場合は、「トイレはどこにありますか」とイベント主催者に問い合わせておきましょう。
その時、答えられないようであれば、たとえ定期的に開催されているフリーマーケットであっても、「あそこはトイレがないから」と、出店者側にもお客さん側にも不評のフリーマーケットとなっている恐れがあります。
公衆トイレが近くにあれば、それを利用すればよいのですが。
「トイレについては各自で判断してください」というような主催者は、出店者にもお客さんにも配慮が足りません。
本当に周囲にトイレがないところでのフリーマーケットは、出店はやめておいた方がよいでしょう。
自分が困ることになります。
12・・・・・季節ごとの対応
夏と冬。
日射病、熱中症、寒さからくる風邪にも注意しておきましょう。
テントやビーチパラソルは、直射日光から身を守るという点では有効です。
しかし、熱中症の危険性もありますので、気をつけましょう。
冬の寒さには、重ね着やカイロ、膝掛けなどで対抗することになります。
13・・・・・できれば準備しておいた方がいいもの
できれば鏡。姿身が一番いいのですが、荷物になりますので、できれば、という程度ですが。
服を当てて見て確認したい人も結構いますので。
できれば、姿身がある方がベストです。
他にも、帽子や鞄、アクセサリーを鏡で確認したい人もいますので。
余裕があれば、姿身も持ち込むとよいでしょう。
14・・・・・・これは好みで決めてください
音楽。
音楽を流す。
フリーマーケット会場で、音楽を流している人もいます。
あまり周囲に迷惑にならない程度にしましょう。
音楽をかけること自体は、やはり「自分の売り場」をアピールする効果があるようです。
ただし、会場全体に音楽が流れている場合は、諦めましょう。
不協和音になってしまいます。
15・・・・・時間を無駄にしないために
人の多いフリーマーケットでも、午後になると「ヒマな時間」が出てくるかもしれません。
時間を大事にする人は、「お客さんが足を止めてくれる」までの間、なにかできることを持って行ってもよいでしょう。
趣味のものを持っていくこともお勧めです。
読書、買ったままの雑誌を読む、携帯内のメールの整理、他にも「フリーマーケット会場に持ち込んでできること」はいくらでもあります。
フリーマーケット参加がすっかり楽しくなり、手作りのものを売るようになっている人は、次のフリーマーケットで売る物を作ってもうよいでしょう。
「実演販売」のようなものですね。
編み物、手芸、アクセサリー・・・・・・・・。
時間は有効に使いましょう。