フリーマーケットに参加したいけど・・・・
フリーマーケットに参加して、不用品を処分したい。
リサイクルしたい。
欲しい人に使ってほしい。
・・・・と、思っても、フリーマーケットに参加できない人もたくさんいます。
・ 住んでいる地域で、あまりフリーマーケットが開催されていない。
・ 休日や土日が勤務日なので、フリーマーケットに参加できない。
・ 休日出勤が多くて、フリーマーケットに参加できない。
・ 介護や自分の病気などで、フリーマーケットに参加できない。
このような人は、どうすればよいのでしょうか。
まず、フリーマーケットが開催されていない、休日や土日が勤務日、という問題の場合、ネットオークションを利用する、という方法があります。
一番にぎわっているのは、やはりYAHOOオークションではないでしょうか。
手間と時間がかかるという点はありますが、フリーマーケットよりも思わぬ高値がつく可能性もあります。
でも、そんな手間や時間をかけるのはちょっと・・・という場合。
そして、仕事や介護、病気などで、ネットオークションは時間的に難しいという場合。
都市部に住んでいる人に、代わりにフリーマーケットに出店してもらう、という方法があります。
もちろん「謝礼」は支払う必要がありますが。
でも、この方法であれば、自分の時間を取られることもありません。
ただし、手元に残るお金は、わずかなものになります。
時間も手間もかからず、不用品をゴミにすることなく、次の「使ってくれる人」にお譲りできる。という、満足感はあります。
その方法は、在宅ワークを探している人と、在宅ワークの人に仕事を頼みたい人とのマッチングサイト@SOHOというサイトで、代理出店してくれる人を募集するのです。
在宅ワークという言葉から、在宅ワーク商法などの詐欺を思い浮かべる人もいると思いますが、全く怪しいサイトではありません。
実際に私が利用しているサイトです。
私の場合は、文章を書くというお仕事に応募し、いくつかのお仕事を行いました。
素人の人もたくさん登録しています。
素人ということで、もらえるお金は少ないのですが。
ホームページを作成する技術のある人でしたら、報酬はもう少し高くなっているようです。
このサイトは、「パソコンでできる簡単な仕事をアウトソーシングするためのフリーマーケット」みたいな感じで、お仕事の募集もお仕事への応募も、誰でも簡単にできます。
このサイトで、「東京・大阪でのフリーマーケット代理出店者募集」と、募集をしてみましょう。
応募してきた人がいたら、あとはその人とメールで個人同士のやり取り、となります。
代理出店する人への送料はこちらで負担するのは当然かと思いますが。
フリーマーケットへの出店料は、折半なのかこちらの負担なのか。
フリーマーケットでの値段は、どこまで下げてもよいか、一切値切りに応じないか。
午後を過ぎたら、一斉に値下げしていくのか。いくらまで値下げするのか。
売れ残ったモノは、こちらへ返送するのか。リサイクルショップへ持ち込んでもらうのか。
それともゴミとして処分してもらうのか。
報酬は、売上から出店料を引いた残りの、何割なのか。
これらを先に募集の際に明記しておくと、応募者数が増える可能性があります。
内容がよくわかるものほど、安心できるのは、実際にフリーマーケットで販売するときと同じです。
私は、この@SOHOというサイトでは、普段は応募する側ですが、一度だけ、不用品の処分をしてくれる人を募集したことがあります。
その際は、「まず、ネットオークションに出品して、落札されなかったら、フリーマーケットで売って、それでも売れなかったら、リサイクルショップへ売ってもらって、リサイクルショップで引き取ってもらえなかったものは、資源ごみで処分」という内容で募集しました。
お金のことは意識していなかったので、「お礼は必要経費を差し引いたうちの5割」としました。
ネットオークションへの代理出品をお願いしてもいいと思いますが、その分、相手側は手間と時間を費やします。
「売上の2割、3割」程度では、応募してくれないかもしれません。
しかし、ブランド品が多い場合は、報酬が2割、3割でも、応募してくれる人がいるかもしれません。
「ブランド物も数点あり」など、代理出品して欲しいものの大体の内容も、応募の際に記載しておくとよいでしょう。
「ブランド品はネットオークションへ出品。それ以外のものは、都内あるいは府内のフリーマーケットへ代理出店」という方法でもいいと思います。
もちろん、「フリーマーケット代理出店」だけにしてもよいでしょう。
むしろその方が、相手側の手間と時間も、1日だけで済みます。
しかし、その場合でも、売り値の決め方、値下げの最低ライン、の決め方次第で、売上額は大きく変わります。
まずは、「代理出店して欲しいもの」がどれだけあるのかを把握しましょう。
そして、少なめに見積もって、買った価格の10分の1程度で、大まかに計算してみます。
その合計金額の、2割、3割程度で、はたして引き受けてくれる人がいるかどうか。
あくまでも個人的な意見ですが。
私ならこうします。
ブランド品はネットオークション代理出品、
その他は、フリーマーケット代理出店。
ネットオークションの場合は、
使用頻度と購入年を考え、定価の5分の1から半額程度。
フリーマーケットの場合は、ほぼ新品なら定価の3分の1。
中古であれば10分の1。
値札はこちらで付けてから送る。送料はこちら持ち。
ネットオークションで売れなかったものは、
金額を半値にしてから、フリーマーケットへ。
たくさん荷物を送るので、
フリーマーケットには車で行けること。
値下げ交渉は、お任せ。好きにしていい。
全部売れるよう、午後はどんどん安くしていって構わない。
それでも売れ残ったら、リサイクルショップへ持ち込んで欲しい。
それでも売れなかったら、資源ごみで処分して欲しい。
報酬は、すべての売上げからネットオークション出品料とフリーマーケット出店料を引いた金額の半分。
YAHOOオークションであれば、月に一度、出品料0円の日がありますので、その日を指定してもよいでしょう。落札されなかった場合、2回、自動出品されますが、出品料がかかりますので、出品回数についても指定するとよいでしょう。
毎月、出品料0円の日に出品してもらうのか。(自動再出品なしで)
それとも、出品料のことは気にせず、手早く出品してもらうのか。
これらの条件で募集すれば、誰か一人くらいは応募してくれるのでは、と思います。
以上はあくまで、「私だったらこうする」という個人的な設定ですので、自分の価値観に合わせて変更してください。
この方法で、不安に感じる点は、以下の2点でしょうか。
・ ほとんどお金にならないのではないか。
・ 本当の売上額をごまかされるかもしれない。
確かに、「不用品の内容」によっては、ほとんどお金にはならないかもしれません。
不用品をムダにすることなく、次の人にリサイクルできたという満足感が残るだけです。
本当の売上額をごまかされるかもしれないという点については、相手を信用するしかありません。
応募してきた人がいた場合は、その人の情報ページを見ることができます。
今まで @SOHOのサイトで、どんな仕事を請け負ってきたのか。
この情報は、本人が仕事を請け負ったことを登録しない限りわからないのですが、少しは判断材料になると思います。
応募してきた人が数人いた場合は、この個人個人の情報ページを参考にしてもよいでしょう。
また、応募してきた人の情報ページに、今まで請け負った仕事が登録されていなかった場合、全員に、最初の応募内容よりもさらに詳細な内容を送り、「この条件でも引き受けてくれるかどうか」を再確認してもよいでしょう。
この「代理出品・代理出店」での方法が、相手のことがよくわからないということで、不安な場合は、自分でこつこつとひとつずつ(セットにしてもいいかもしれません)ネットオークションに出品するか、どうせ代理出品や代理出店を委託しても、たいした金額にならないのなら、ボランティア団体へ寄付した方がましだ、という考え方もあります。
ネットオークションも、手間と時間はかかりますし、入金確認、発送の手間、封筒などの梱包材の料金もかかります。
ノーブランドで、安く買った服は、金額もあまり期待できません。
ネットショップで、いくらでも安く服やアクセサリーが買える時代です。
楽天などの大型ショッピングモールでも、ニッセンなどの大手通販サイトでも、「衣類」「アクセサリー」はとても安く買えるようになっています。
だから、かなり金額を下げないと、ネットオークションだろうがフリーマーケットだろうが、売れないのです。
フリーマーケットへの代理出店を委託する場合は、一度にできるだけたくさんの品物を送った方がよいでしょう。その方が効率的です。
ただし、電化製品は、発送の手間もかかりますし、トラブルの元になりやすいので、細心の中が必要です。
できれば、電化製品は、止めておいた方が無難です。
電化製品は、小さなものであればネットオークション、大きめのものであれば、リサイクルショップの方をお勧めします。
私は以前はよくフリマに出店していましたが、今は「委託派」です。
フリマはまるまる1日、時間を取られてしまいます。
ネットオークションはもっと時間を取られてしまいます。
その時間がもったいないと思うようになり、すべて人にお任せするようになりました。
お任せするからには、自分の元にやってくる金額は当然、かなり少なくなるのですが、
自分の時間を確保する方を優先させました。
服は、それなりに高かったもの以外は、すべて海外ボランディア団体に寄付しています。
世界各地の難民の人々。干ばつ、内戦、迫害に苦しむ人々。
テレビでよく見かける光景です。
私も今は、服はユニクロやしまむらで安く済ませるタイプになりましたので、結局、フリマに出しても、100円、200円、程度です。
もちろん、それでも値切ってくる人も多く、「まるまる1日を費やして、何してるんだろう・・・」という気持ちになってきました。
そこで、服は安く買ったものはすべて寄付することにしました。
援助団体への送料と、そこから海外への送料、2重にお金がかかります。
それでも、「明日の命の保障のない人」達へ、「水に恵まれ内戦もなく、迫害も受けず、病気になれば治療を受けることができて、エアコンのある部屋で暮らしている自分」が、ユニクロやしまむらで買い、着古した服をお金を出して寄付することぐらいはしなきゃ、と思うのです。
フリーマーケットへの代理出店をお願いして、自分の手元にやってきたお金は、ワクチン代や井戸を掘るボランティア活動へのお金の寄付に回しています。
不用品を処分しても、自分の手元にはお金は残らない状況です。
もちろん、私も状況が変われば、そんなことは言っていられなくなるでしょう。
しかし、「今」は、ボランティアが可能です。
ボランティアといっても、年に1回か2回程度です。とても胸を張って言えるようなものではありません。
そして、フリーマーケット代理出店をお願いするのも、年に1回か2回です。
シンプルな生活を心がけるようになってから、とくにおしゃれ関係については、不用品がほとんどでなくなりました。
私の今の生活で、不用品といえば、引き出物やいただきもの、程度でしょうか。
本は、段ボールひと箱程度になったら、アマゾンへの出品(このサイトでは触れていませんが、アマゾンでは誰でも古本を売ることが可能です)を代理でお願いしています。
CDやDVDは買わないようにしています。
私の部屋には、家具がありません。
衣類はプラスチックケース3つ分。
コートやスーツ類は、ハンガーラックにカバーをかけて。
あとは、全部3段ボックスのみです。
モノが少ないシンプルな生活はとても快適です。
掃除もとても楽です。
拭き掃除も本当に楽です。
家電はしかたないとしても、削れる部分はできるだけ削ってみたら、ものすごくシンプルな生活環境ができあがりました。
一度この生活に慣れると、モノを余計に買わないようになります。
必要なもの、好きなものだけに囲まれた生活は実に快適です。
住む空間も広くなります。
家具がないので、模様替えも簡単です。
この生活を少しでも早く手に入れるには、ブランド物をネットオークションに出品するのも金額面では確かに魅力的ですが、フリーマーケットに出店して、さっさと処分してしまった方が、心地よい空間がそれだけ早く手に入ります。
モノが少ない生活は、節約生活にもつながります。
うっかり買い物をしてしまうことがなくなるからです。
余計な買い物をする習慣もなくなるからです。
「住む空間」に、もっともっと気を遣ってあげるのは良いことだと思います。